企画を考えるという作業は、自分自身との対話です。
自社のこと、クライアントのことを問わず、「◯◯という課題を解決するためには、どうすればいい?」「ターゲットの心を動かすためには、どうすればいい?」と、脳みそをシューシューと言わせながら、日々自問自答を繰り返している人は、このブログの読者でも多いようです。
でも、その自問自答が苦手で、「何をどうしたらいいかわからない…」「頭の中がグッチャグチャだ…」「企画が全然浮かばない…」という人も少なくありません。
そんな人に、ひとつアドバイスを。
自分自身への問いかけを、とにかく具体的にするのです。
たとえば、ざっくりと「新聞の売上げを伸ばす企画を考えてください」と言われても、頭の中は真っ白のまま…。
でも、「コンビニという場所で、30代の主婦というターゲットを相手に、購買キャンペーンをやって売上げを伸ばしてください」と問いかけると、良し悪しはさておき、何かアイデアは浮かんできませんか?
そう、自分自身への問いかけをとことん具体的にして、その具体的な質問を、いくつもいくつも投げかけていくことで、企画は浮かんでくるものです。大切なのは、曖昧な質問を、自分自身に投げかけないこと。
と、こんなことを書いたのは、企画書の書き方をみっちり教えていたスタッフが、とてもいい企画書をあげてきてくれたからです。こんなふうに成果を出してもらえるのは、やっぱり嬉しいものです。明日からは久々の秋田県鹿角市へ出張(しかも、22日からもう1度行きます…)ですが、気持ちよく行けそうです。