今年のはじめ、とある地方のキーマンの方から、最高の褒め言葉をいただきました。
「いつも『大丈夫、安心してください! やりきります!』って感じですよね。それが頼もしいし、すごいなぁと思う」と。
正直に書くと、このブログで何度も「自分は小心者」と書いているように、いつも不安でいっぱいだったりします。相手の期待が大きくなればなるほど、当然心の中に抱える不安は、大きくなっていくもので…。
ただ、『ニコニコしてるとシアワセがあつまってくるそうです』なんていうキャッチコピーもありましたが、それと同じで、不安なそうな、心配そうな顔や発言をしている人に、仲間も、仕事も、チャンスも集まってこないもの。
だから、小さな勇気と気合いを振り絞って、相手を不安にさせない表情と言葉を見せるように意識していたりします。それは、相手のためでもあり、自分のためでもある。それに何より、クライアントも一緒に働くメンバーたちも、不安そうな40歳の男の顔なんて、これっぽっちも見たくないでしょうし…。
とても苦しく、決して簡単なことではないのですが、成果を求められる年齢とポジションになったときから、目の前にいる人を不安にさせないというのは、仕事をやるうえでの「礼儀」だと考えるようになりました。
でも、自分ひとりで不安を抱えるのは、なかなか苦しい。だから、自分の鏡になって、「今の自分は、相手から不安そうに見えていないか?」と確認させてくれる人の存在がとてもありがたく…。
そんな感謝を胸に、明日からまた、仕事を頑張りたいと思います。