自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「やらない決断」をするときに、絶対に忘れてはいけないこと

「VALU」のような新しいサービスがリリースされると、必ず出てくるのが、「こういうサービスは、すぐにやってみるべきだ!(やらないのはバカだ!)」というちょっと煽った意見と、「あんなものは、一部の流行り物好きな人間が楽しむもの。手を出さないほうが無難だし、どうせすぐにオワコンになる…」という否定的な意見。やるやらないは、個人の自由で当然正解もないので、肯定派も否定派も、自分の考えを他人に押し付けるべきでもありません。

 

で、今日は何を書きたいかというと…。
「やらない!」という決断をするときに、“忘れてはならない大事なこと”について、です。

 

松浦弥太郎さんが著書の中で、facebookについて「facebookはやらないけど、facebookがどういうものかはしっかりと調べて、理解をしています。そのうえで、『やらない』という決断をしているのです。何も知らないけど、“何となくやらない”という理由で決めることはありません」という感じのことを書かれていました。

 

これ、本当に大事なことだと思っています。

 

私は「何でもチャレンジしてみるを推奨する派」である反面、多くの人がやっていることでも「やらない!」という決断を結構しています。
でも、何となくでは決断をしません。しっかりと調べて、人にも話を聞いて、自分が置かれている現状をふまえたうえで必要かどうかを考え、「やる!」「やらない!」を判断するようにしています。そうしないと、本当はやるべき価値のあることに手をつけなかったり、逆にやらなくていいことをやることになり、無駄を増やすばかりか、チャンスを失ってしまうことがあるからです。

 

だから、「VALU」はまだ調べていませんが、しっかりと理解をしたうえで、判断したいと思います。
大切なのは、「みんながやっているからやる!」「何となく自分に合わなそうだからやらない!」というスタンスで決めないこと。本当、大切なことです。