自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

目の前に広がっている景色の裏側に、必ず“影の立役者”がいる

ボケーッとYahoo!ニュースを眺めていたら、素敵な記事が飛び込んできました。

 

「鹿島の母さん『引退』 チケット販売24年」
 *該当の記事はすでに削除されております。

 

Jリーグの発足以来、鹿島アントラーズでチケット販売をしていた女性が60歳を迎え、定年退職するという記事でした。
主に選手の関係者やスポンサーに対するチケットを手配されていて、選手に余計な心配をかけないように心掛けながら、細かい要望に応えてきたそうです。

 

だからこそ、退職を迎えるときには、選手たちはサイン入りユニホームと花束が贈り、曽ヶ端選手や小笠原選手といったベテラン選手も「いつも笑顔で接してくれて、癒された」「裏方の人も含めてチームでありファミリー。貴重な戦力を失う」と、わざわざコメントも発表しました。

 

そう、目の前に広がっている景色の裏側には、こういった影の立役者が必ずいるのです。

 

ニッポン手仕事図鑑が応援し、映像を撮らせていただいている職人さんも同じです。
その映像には、メインの職人さんしか登場しませんが、その職人さんを支える“影の立役者”がいるのです。靴職人さんの活躍の裏には、「ワニ」という名の道具をつくる職人さんがいる。江戸組紐の職人さんには、糸をつむぐ職人さんが。西陣織の職人さんには、織り機のシャトルをつくる職人さんが…。

 

挙げればキリがありませんが、主役を支えている影の立役者は必ずいるのです。でも残念ながら、その影の立役者が評価される機会が少なく、結果的にその仕事がなくなっていくことも…。
サッカー界を盛り上げるために、日本の伝統工芸を残していくために、私はもっと“影の立役者”にスポットライトをあてるべきだと思っています。

 

「チケットの手配? AIでよくない?」
「道具? 材料? 外国産でも、いいのがあるでしょ?」

 

その考えが間違っていることを、みんなで共有していくために。