明日から23日まで、秋田県鹿角市に滞在します。
(その間にお会いできる方、ぜひご一報ください!)
今回は今までに経験のない、18日間という長期滞在。あえて“宿泊”ではなく、“生活”がしたくて、空き家を借りて、住むことにしました。なので、食事も洗濯も掃除も、すべて自分たちでやらなければなりません…。
なぜ、撮影のスケジュールもハードなのに、そんな無理をするのか?
地方への移住を促進する映像を制作していて、「地方での暮らしはいいよ!」と映像を通して伝えていく中で、ずっと自分の中で消化できないものがありました。
それは、自分が「地方へ移住したことがない」ということ。撮影で1週間程度“滞在”することはあっても、それは移住とは言いません。
でも今回は、短期でもその町で暮らします。
今までにはない経験を通して、きっと「地方への移住は、そんなに簡単じゃない!」と現実を知るでしょうし、その半面、「自然が豊かな土地での暮らしは、こんなに素晴らしいものだったのか!」という発見も、きっとあるはず。
私は日本の地方を応援する仕事がしたい! と思い、以前の会社を退職したとき、「被災地も自分の目で見たこともない自分」に違和感を感じて、1泊2日でひとり弾丸ツアーを実施しました。その経験は人生を変えたと言えるほどに大きく、今の仕事にとても役立っています。
今回、短期移住を経験することで、自分の価値観も、自分の仕事の深みも、きっと大きく変わるに違いない! と、自分の変化がとても楽しみで、期待もしています。
年齢を重ね、“未知”が少なくなってきたからこそ、もっと未知なる経験を増やしていきたい! 未知なる経験の数だけ、人は成長できるはずだから! と自分を励ましつつ、過酷な撮影と地方での暮らしをうまく両立していきたいと思います。
正直、ちょっと不安ですが…。