自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

30代になって、成長がストップする人

20代の頃は、同世代のみんなと一緒に、成長できる気がしていました。
でも30代になると、これからもどんどん成長を続けるだろうなと感じる人と、たぶんもう難しいだろうな…と思ってしまう人が残酷なまでに分かれてきます。実際、そのほとんどが予想どおりになります。それは私に人を見極める目があるのではなく、ただ違いがわかりやすいだけです。

 

何がどう違うか?
それは、面倒なことから逃げる人と、逃げない人との違いです。

 

映画監督の宮﨑駿さんも「プロフェッショナル 仕事の流儀」の中で、「大事なことは大抵面倒」とおっしゃっていましたが、本当にそのとおりだと思います。
自分の未来につながる仕事も、自分を磨くための勉強も、大抵は面倒で逃げたくなる。逃げたくなるけど、大事なことだから…と歯を食いしばって続ける人は夢を叶えて、逃げてしまった人はきっと自分に言い訳を続けて、人生が終わっていく。

 

そう、面倒から逃げるか逃げないか、その違いなのです。

 

今、30代になって思うのは、汗をかくこと(=地道に努力を続けること)が面倒に感じるようになったこと。それが歳を取るということなのかもしれません…。
でも、30代になってからできる地道な努力もあれば、経験を積んできたからこそ生きてくる勉強もある。でも、ほとんどの人が面倒だと感じて、そこから逃げてしまうわけです。

 

夢を追い続ける人の8割が思うだけの「結局はやらない人」で、「実際にやる人」は2割しかいないと言われます。だから、「やる」だけで上位2割に入れる、と。30代になるとよくわかりますが、「結局はやらない人」が本当に増えてきます。20代のときは横一線だったライバルが、30代になると大きく差がついてくるのは、面倒なことをやる人とやらない人の差が大きくなるからです。

 

この記事は自分自身に言い聞かせるために、あえて厳しく書きました。
面倒なことから逃げずに、やり続ける自分であり続けたい。面倒から逃げてしまう人の末路は、本当に厳しいものだから…。