自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

心のバランスが崩れているときのサイン

「ふと思い立って…」という感情が、自分の心の中にふつふつと湧いてくる。あくまでも私個人の話ですが、そんな感情が芽生えたときは、どこか自分の心のバランスが悪い状態にあったりします。

 

たとえば、前職の会社を退職した翌日、宮城県の石巻と女川への1泊2日の弾丸ツアーを敢行しました。出発の数日前に、ふと思い立って決めたことでした。行かずにはいられないという感情が、どうしても抑えられず…。

 

行ってみてわかったのは、これから地域を活性化する仕事をしたいと志し、退職をしたものの、被災地もろくに見たこともない自分にそんな夢を追う資格があるのか? それで何かを発信していこうなんて、あまりにも甘すぎるんじゃないか? と、自分自身に違和感を感じていたこと。そう、心のバランスがものすごく悪かった…。

 

もちろん、1泊2日で被災地の何かがわかるわけではない。
ただ、ひたすら歩いて、地元の人にひたすら話を聞き、NPO法人や企業があれば飛び込み、少しでも被災地の今を知ろうと行動したことで、結果的に前向きな気持ちになれました。心のバランスがとてもよくなったと感じたことを覚えています。

 

それだけでなく、その2日間はたぶん、人生で一番と言ってもいいくらい、人見知りな自分が積極的に人に話しかけた1日。この日を境に、自分の行動が大きく変わりました。この日は本当、自分の人生で大きな1日になりました。

 

その経験から学んだのは、心のバランスが悪いときは、“ふと”衝動的に何か行動をしたくなるということ(私だけかもしれませんが…)。だから、自然とそんな感情が湧き出てきたら、素直に行動するようにしています。心のバランスを整えるために。

 

今年のお正月、またそんな感情がふつふつと湧いてきました。「野球少年だった頃の、思い出の場所に行こう」と。そのときは本当、どうしてそう思ったかはわかりませんでした。でもそこはあえて考えず、感情のままに行動してみました。

 

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もう10年以上も来ていなかった地元。懐かしの通学路。

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友だちと自転車で、全力疾走した坂道。

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数えきれない思い出がある公園。

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ひたすら野球の練習に打ち込み、仲間と語り合ったグラウンド。

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自分も含め、この電話ボックスから好きな女の子の家に電話をかけ、呼び出して告白し、玉砕していった奴が何人いたか…。

それはさておき。
ふと思い立って、10年ぶりにやってきた地元で思い出したのは、とにかくストイックに野球で結果を追い求めていた反面、仲間と過ごす時間を楽しく過ごすことにも貪欲だった自分。

 

そして、気付きました。たぶん去年、「仕事の結果に偏りすぎていた」ことで、心のバランスが悪くなっていたんだと思います。結果は大事。でも、今を楽しむこと、仲間との時間を楽しむことも大事なんだよな、と。そんなことを思い出させてくれました。

 

無意識に、そして衝動的に何かしたくなるときは、心のバランスが崩れているサインかもしれません。そんなときは深く考えず、感情のままに動いてみる。心のバランスが整えられるだけでなく、新しい気付きがあったり、やる気が湧いてくることもありますし、何よりもふと思い立って行動してみることは、とにかく楽しい。