ブログをやっている人の中には、自分のブログのタイトルを気に入っている人もいれば、近々変えようかな…と考えている人もいるはずです。
ブログに限らず、タイトルを決めるのは本当に難しいものです…。
『ニッポン手仕事図鑑』をはじめ、商品やサービスのネーミングをいくつも考えてきましたが、キャッチコピーとは違う難しさがあります。その分、とてもいいトレーニングにはなります。表現力を身につけたい人は、「このネーミング、イマイチじゃない?」という商品やサービスを見つけて、“勝手にネーミング”というトレーニングをやってみてください。
話を本題に戻します。
先日、ある人とブログのタイトルについて話す機会があったのですが、そのときに「これは面白いな」と感じたことがありました。
ブログのタイトルを変えようかと悩み、いくつか候補を挙げてもらったところ、その人がこだわりたい部分だったり、自分の心の中にくすぶっている想いみたいなものが見えてきたりしました。「こうやってタイトルの候補を眺めてみると、◯◯さんがここをすごく大切にしていることがわかりますね」と伝えると、「あっ、確かに…」と。
そう、自分ではなかなか気付けないこと、大げさにいうと、心の奥底にある自分にとって大切なことが、ブログのタイトルから導き出せるのかもしれません。
余談ですが、『ニッポン手仕事図鑑』のタイトルを考えているときも、タイトルを考えながら、「絶滅してしまうことへの危機感」が、自分の中でとても強いことがわかりました。
ブログのタイトルを変える変えないはさておき、自分のブログのタイトルを5つほど考えてみると、今まで自分が気付けなかった自分の本音と、出会えたりするかもしれません。