自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

アイデアマンとは、「メモ魔」のことをいう

私が「考え方」について、たくさんのことを学ばせていただき、何度も繰り返し読んだ本、それが『「考え方」の考え方(指南役 著)』。

 

その本の中に、「アイデアマンとは、メモ魔のことである」ということが書かれています。事実、あのエジソンも、アインシュタインも、ダ・ヴィンチもメモ魔だったと言われていますし、藤田田さん(日本マクドナルド創業者)、伊藤雅俊(イトーヨーカ堂創業者)といった日本を代表する経営者の中にも、メモ魔は多いと言われています。

 

なぜ、アイデアマンにメモ魔が多いのか?

 

以前このブログでも、パソコンで文章を「入力する」ことと、手書きで文章を「書く」ことはまったく違うと書きました。どちらも手を動かすことには変わりありませんが、企画を考えていても、発想の広がりや思考の深さが(主観ですが…)大きく違います。脳の働き、頭の回転も。「ペンを握って書く」という行為に、発想を広げたり、思考を深めたりする効果は確実にあります。

 

あとはやはり、1度アウトプットすることが大きいと思います。インプットしただけでは忘れてしまうことも、1度「書いて」アウトプットすると、脳への残り方が違います。それを積み重ねると、ふとしたときにメモしたことが化学反応を起こし、新しいアイデアになったりします。

 

脳の専門家でもなければ、脳について学んでいるわけでもないので、根拠も何もありません…。でもひとつ言えるのは、時代をつくってきたアイデアマンにメモ魔が多いという事実と、私の周囲の仕事ができる人のほとんどが、「ペンで書く」という行為を大切にしているということ。

 

罫線のノートは使わない」という記事でも書いたように、私はA4のリサイクルペーパー(わら半紙っぽい色が目にやさしい)を使用していますが、何にメモするかは個人の自由。正直、何でもいいと思います。アイデアマンになりたい人は、とにかくメモをしまくってみてはいかがでしょうか。新しい自分と、出会えるかもしれません。