自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

差別化よりも、特別化を狙う

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ビジネスを変える 100のブルーオーシャン

自分だけしかできない仕事、あるいは提供できないサービスや商品を持っている人は、一部の特別な人や会社です。つまり、ほとんどの人の仕事は「他人でもできる仕事を、自分がやらせてもらっている」ことになります。だからこそ、「差別化」という言葉は日常的によく使われます。競争相手に勝つこと、優位性を示すことで、選んでもらえるからです。

 

そう、同じ仕事ができる不特定多数の中から、あえて自分を選んでもらうために、競合と比べてどんな価値が提供できるか。これを本気で考え、レベルアップして、それを発信していくことは、とても大切なことです。

 

しかし、です。
「競争相手」に対して、どのように「差別化(=勝つか)」できるか? というよりも、本当は「あなたが一緒に仕事がしたい相手」に対して、どのように「特別化(=喜ばれるか)」できるかを考えるほうが、もっと大切なことじゃないかと思っています。最後に選ばれ、継続的にお付き合いができる関係性を築き、自分自身もレベルアップしていくために。

 

視点を競争相手ではなく、一緒に仕事をしたい相手に目を向ける。
「競合よりもここがすごい!」と伝えるのでなく、私(の会社)は「あなた(の会社)にとって、こんな存在になれる!」と伝え、行動を見せていくほうが、当たり前の話ですが、相手の心には響きます。この意識を変えるだけで、行動や伝える言葉が変わり、コミュニケーションの密度もグッと濃くなります。
就活生もここをもっと意識してみるといいのかな、と。人事関係の仕事をしている人の話を聞いて、そんなことを思ったりもします。余談ですが…。ただ、言うは易し。なかなかできなかったりします…。

 

まとめます。
「特別な存在」という話をすると、どうしてもスキルばかりに目が向く人がいますが、人は必ずしも「一番優れた人」と仕事がしたいわけではありません。もちろん、スキルは大切な要素です。でも、それ以外にも大切な要素はたくさんある。

 

一緒に仕事がしたい「あの人」を思い浮かべてください。
その人の特別な存在になるためには何が必要か。必ずしもスキルだけではないことがわかってくるはずです。何が必要かがわからなかったとしたら、それは相手を知らないということ。「特別化」なんてできません。まずは相手を知るところからはじめてみましょう。

 

「差別化」も大切。でも、「特別化」はもっと大切なことなのです。



編集長をやっています。 

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