「小さな変化を見逃さない」
これは仕事をしていく中で、すごく重要なことです。
人、物、風景…目の前にあるものは日々、何かしらの変化をしています。例えば、自宅からオフィスまでのルート。駅までの道、その途中にある公園、立ち寄るコンビニの店員さん、駅のホーム、オフィスの目の前にあるショップ、朝の挨拶をする同じ会社の人…。自分が気づいていないだけで、常に変化をしています。その小さな変化に気づけるようになれば、仕事の精度が上がるだけでなく、配慮や気配りもできるようになり、コミュニケーションをとるのが上手くなります。
では、小さな変化に気づけるようになるためには、どうすればいいか。
そう聞かれたら、「定点観測」がかなり効果的なトレーニングになると答えます。
場所はどこでもかまいません。同じ場所で毎日観察を続けてみる。「いつも同じ」としか思えなかった景色の中に、定点で観察を続けることで、小さな変化を感じることができるようになります。その変化に気づけると、「こういう変化っていいな」という学びになったり、「何でこう変えたんだろう?」という考えるきっかけになったりします。必ず、次の仕事に生きてきます。
こういった定点観測を続けていくと、(ここからは根拠がまったくありませんが…)目で確認できる変化ではなく、ニーズやマーケット、クライアント企業の雰囲気といったような、目に見えないものの変化にも気づけるようになる…というか、「勘が働く(空気が読める?)」ようになる気もしています。
本当にまったく根拠はありません。
ただ何となくですが、「あれっ、何か違うぞ」「何かが変わった気がする…」と感じることが増えてくる。錯覚かもしれませんが…。根拠がないのでオススメはできませんが、個人的には正確に、その見えないものを「感じる」ことができるように、定点観測を続けてみたいと思います。物好きな方は、ぜひ一緒に。