自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「アイデアのつくり方」を考える

企画を考える。
アイデアを出す。
そのプロセスはひとりひとり違いますし、何が正解だということもありません。いろいろと試してみて、自分にあったやり方を探すのが一番です。大切なのは食わず嫌いをせずに、とにかく試してみること。お気に入りのやり方をいくつか持って、使い分けられるようになると、スランプのような状態も減り、仕事のスピードもアップします。

 

周囲の人の中には、特に具体的なやり方を持たず、腕を組んで「う~ん…」と唸っているだけの人もいます。一部の天才はさておき、それだけで企画やアイデアを出すのはなかなか難しい…。スポーツ選手が自分に合ったトレーニング方法を探すように、学生が自分に合った勉強方法を探すように、「やり方」はとても重要だと思います。

 

個人的な話をすると、企画を考えたり、アイデアを出したりするときのお気に入りの方法がいくつかあるのですが、基本的には「書く」という行為との相性がいいです。でも、ただ闇雲に書いてもダメです。どう書くかはすごく重要で、今までいろいろな方法を試してきました。
その中で見つけたお気に入りのひとつに、「はちのすノート」というものがあります。私とは相性の悪い、マンダラートやマインドマップに少し近いかもしれません…。

 

ひとつのテーマ(課題)に対して、頭の中にある言葉や発想をぶつけてみて、化学反応を起こしていくやり方とでもいいましょうか。よくわかりませんね…。とにかく言葉を掛けあわせて、連想を広げていくというやり方です。この「はちのすノート」をやっていくうちに生まれた(進化させた?)独自のやり方を、今は企画を考えたり、アイデアを出すときに使っていたりします。

 

書きながら科学反応を起こすというやり方をいろいろと試し、自分に合った自己流のやり方が見つけられたおかげで、アイデアのつくる力、企画の考える力がかなり養えたと思います。改めて、やり方は重要だな、と。