さて、今日は企業の経営者やリーダーの中には、
「仕事が集まってくる人」と「仕事を探しにいく人」がいるという話。
自分も「仕事が集まってくる人」になりたいので、
その違いや差がどこにあるのかを知りたくて、
しばらくの間、人間観察ををしていました。
結論からすると、「これ」というポイントはまだ見つかっていません。
というより、そんなに単純なものではないのは当たり前で…。
人間力(コミュニケーション能力やリーダーシップ)だったり、
仕事のスキルや経験など、総合的なものというしかないのかな、と。
ただ、仕事が集まる人には、
「こんな共通点があるな」という発見がありました。
すごくシンプルな話ではありますが、
『「勝手に」サービスをする』『「プラスα」の提案ができる』人に仕事は集まり、
仕事が集まらず、探しにいって苦戦している人には、それがほとんどない…。
例えば、広告営業をしているふたりの営業マンが、
「◯◯という雑誌に出稿を検討しているんだけど…」と相談を受けます。
仕事が集まらない、いつも仕事を探している人は、
その媒体資料と次号の特集内容の資料を提出するのみ。
反面、仕事が集まる人は、
「御社の競合が出稿している、他の雑誌もピックアップしてきました」
「新商品の情報を、その雑誌の編集部にリリースしておきました」など、
勝手にサービス、プラスαの提案をしています。
小さな違いですが、大きな差になります。
私も提案をされる側にいたとき、よくよく思い起こしてみると、
やっぱりそういう人に「仕事を頼みたくなったな」と。
中小企業の経営者は、
どの従業員に「大きな仕事を任せるべきか迷う…」なんて話もありますが、
実績やスキルで選びたくなってしまいますが、
そういった姿勢も重要な指針になると思います。
もちろん、最高の営業マンである経営者が率先して、
その姿勢を見せていく必要があるのは言うまでもありません。