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良い提案書と、悪い提案書の「差」

さて、今日は「良い提案書と悪い提案書」の話。

これは提案書だけではなく、企画書やセールスツール、

会社案内、商品カタログなどにも言えることですが、

惹き込まれるものとそうでないものがあります。

自分が制作したものの中でも、その「差」が出てしまいます…。

 

何が違うんだろう?

構成? 文章の書き方? あるいはデザインやフォント?

 

もちろん、これらもかなり重要ではありますが

(個人的には用紙1枚あたりの文章量とフォントがかなり重要だと思っています…)、

もっとも大切なのは、

「共感してもらえるポイント」があるかどうかだと思います。

 

「理解してもらいたい」「納得してもらいたい」「契約してもらいたい」

そんな発信する側の想いが強すぎるあまりに、

メッセージの視点が発信者に寄りすぎてしまって、

「読み手の視点」が考えられていないものがかなり多いと思います。

それを考えていないわけではないと思いますが…。

 

「共感」とは、

『読み手を惹きつける、その提案書を他人事にしないストーリー』。

 

提案書をチェックする上司がどう感じるかなんてことはどうでもよく、

一番読んでもらいたい人が、どう感じるか。

読み手を決めて、その人に向けたストーリーをつくり、

共感させることが大切です。

 

ビルゲイツが以前、こんなことを言っていたそうです。

「成功の鍵が何かは知らないが、

 失敗の鍵は、 全ての人を喜ばせようとすることだ」

 

提案書も同じではないでしょうか?

 

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