日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

明日の“実行力”の磨き方[7年間、毎日更新中!]

職人さんからエネルギーを奪う人と、職人さんにエネルギーを与える人

今、オススメの1冊!

孤独からはじめよう

職人さんと話をしていると、自分たちを応援してくれている(はずだった)人に「がっかりさせられた」ときの話を聞かせてくれる。
それはどういうときか?

 

あらかじめ書いておくと、僕もきっと、職人さんをがっかりさせてしまったことはあるはずなので、何も偉そうには言えないということ。そんな自分を棚に上げて、どんな人が職人さんをがっかりさせるのか? という話をあえてさせていただくと、答えはとてもシンプルで、自分で「やる!」と言ったことを口だけでやらない人が、職人さんを何よりもがっかりさせる。

 

自分たちを応援してくれる人が「やる!」と言ったとき、当然職人さんは期待をする。でも、口だけの人は行動に移さず(あるいは行動しても)しれっとやめていく…。本人は重く捉えていないかもしれないけど、でも、職人さんはその「やる!」に期待をしているので、口だけだったことがわかると、当然がっかりするわけです。そして、ただがっかりするだけでなく、職人さんはあえてがっかりしたことをその人には言わないし、大人なので態度も変えない。そう、何も言わず態度も変えず、「信頼」や「期待」だけを捨てているのです。

 

がっかりさせないためには「やる!」と言った以上、動くしかないし、汗をかくしかない。口だけになるなら、何も言わないこと。期待をさせないこと。職人さんはがっかりするだけでなく、次の一歩を踏み出すエネルギーも失うから…。

 

伝統工芸に関わる人の中には正直、口だけで動かない人は多い。
だから僕らは熱量全開で、「あなたたちがそこまで本気でやるなら、俺たちもやるよ!」とエネルギーを与える存在になりたい。
口だけじゃダメなんだ。「やる!」と言った以上、やらないとダメなんだ。動こう、汗をかこう。と言い聞かせて、明日からの福島での撮影に挑みます。