日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

明日の“実行力”の磨き方[7年間、毎日更新中!]

なぜそこに、20点もの“大差”がついたのか?

自分で考えて、1案“だけ”ひねり出したA案と、自分で考えて、3案出した中から選んだA案は、同じA案でも全然違う。
これは何度も書いていますが、大事なことなので、改めて書いておこうと思います。

 

たとえば、僕らは今、「後継者育成インターンシップ」というものをやっています。
このプログラム(企画)の“上っ面”だけを見れば、「私たちでも思いつく企画だよね」と言う人がいるかもしれません。でも、僕は他の後継者育成につながる企画を、それこそ(産地に足を運んだあとに)3案以上考えて、その中からベストな案として「後継者育成インターンシップ」を選びました。

 

そして、ここからがさらに大事なのですが…。

 

その「後継者育成インターンシップ」というひとつのプログラムをとってみても、いくつもの視点からA案、B案、C案、D案…と考えて、ひとつの形にしたのです。さらに書くと、そのA案も日々カスタマイズしています。

 

1案“だけ”ひねり出したA案と、3案出した中から選んだA案は、同じA案でも全然違う。

 

先日、某自治体のプロポーザルで、産地と未来の職人さんをマッチングする事業の企画提案をしました。
手前味噌な話で恐縮ですが、僕らは1位で採択されましたが、2位の人材開発を専門とする企業と20点もの大差をつけました。そう、どちらかというと、2位の企業のほうがマッチングに関しては経験やノウハウもあるはずなのに。

 

パッと思いついた案と、選びに選び抜いた案は、同じように見えても細部が違うのです(今回のプロポーザルの案が似ていたかどうかはわかりませんが…)。細部が違えば、詰めていくプロセスも変わる。もちろん、関わってもらう人も変わる。当然、結果は大きく変わるのです。

 

一次情報を大事にして、さまざまな視点から課題と向き合い、いくつものアイデアをひねり出し、実行するものを決めていく。結果につながるプロジェクトとは、そうやって生まれていくものだと思うのです。