自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

「正攻法」はいつの時代も、誰にでも通用するものではない

今年の1月に「ニッポン手仕事図鑑」を法人化してから、規模の大小を問わず、様々な企業様から「一緒に仕事をしよう!」というありがたいお声がけをいただき、「ニッポン手仕事図鑑で働いてみたい!」という声もいただくようになったので、僕は今、豊富な知見を持たれている各ジャンルの専門家の方々から学ばせてもらいつつ、必死になって、事業計画を考えています。「キャリアの8割は、「予期しない出来事」や「偶然の出会い」がつくる」は、忘れずに…。

 

アドバイスをくれる方々は錚々たるメンツで、経営学を専門とする大学教授から資金調達のプロフェッショナルの某企業の会長、IPOやM&Aを専門とする公認会計士、個人投資家、スタートアップベンチャーの経営者などを人づてに紹介いただき、お話を聞かせていただいています。これは本当に勉強になるし、今までは見ることができなかった景色を見せていただいているので、いつか誰かが事業を立ち上げるとき、少しは価値のあるアドバイスができるんじゃないかな、と。そこには、感謝しかありません。

 

でも、です。

 

皆さんのアドバイスは参考にしつつ、例として挙げていただく企業を成長させるための“正攻法”には、どうしても首を縦には振れなかったり…。

 

正攻法のやり方を否定するつもりはなく、また、逆張りをしたり、変則的な戦略を好んでいるわけでもありません。ただ、「自分は何がやりたいのか?」「自分が叶えたい世の中に対する使命は何か?」「絶対に譲りたくないポリシーは何か?」「喜ばせたい人が、どうやったら心から喜んでくれるか?」「仲間に加わりたいという人が、もっと増えるためにはどうすればいいか?」と、そんなことを考えて、考えて、考え抜いたとき、その“正攻法”にはどうしても行き着かないのです。

 

事実、「その正攻法で今、僕らのような体力もないメディアが成功したことってありますか? 一時的に業績が上がっても、永続的に経営できている企業はありますか?」と聞いても、答えは返ってこない…。そう、正攻法とは言うまでもなく、過去の成功事例から導き出された方法論ではありますが、いつの時代も、誰にでも通用するものではない。過去に成功事例のある正攻法だからといって、盲目的に「よし、それでいこう!」と信じてはいけないし、もちろん、最初から拒絶をしてもいけない。大切なのは、考えて、考えて、考え抜いて、自分の心に素直になって、決断をすること。

 

成功するかどうかなんて、やってみなければわからない。
でも、僕は僕で、自分のポリシーを曲げずに、巨大な権力にも媚びず、一時的な収益化に惑わされることなく、ニッポン手仕事図鑑を成長させてみたいと思いますので、今後もよろしくお願いします。