自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

僕らはみんな、「笑われて、笑われて、強くなる」

今、読んでおくべき本【随時更新】

会話が苦手な人のためのすごい伝え方

今日は自分を奮い立たせてくれる名言と、相手の心に響く文章(メッセージ)を書く、ちょっとしたテクニックを紹介してみたいと思います。

 

『書を捨てよ、町へ出よう』を書いた詩人、寺山修司はこんな言葉を残しています。

 

「振り向くな。振り向くな。うしろには夢がない」

 

そして、皆さんもご存知の太宰治は、こんな言葉を残しています。

 

「笑われて、笑われて、強くなる」

 

弱気になると、人は過去を振り返りたくなったり、ライバルたちが追走してくるその姿が怖くなり、ついつい振り返りたくなってしまうもの。誰にでもあることです。でも、振り向いても、うしろには夢がない。だったら、歯を食いしばっても、前を向こう。いろいろな葛藤の中で、寺山修司はこの言葉で自分を奮い立たせたのかもしれません。

 

一方、太宰治も、何度も何度も笑われてきた過去があり、そのたびに逃げたくなりつつも、その経験が自分を強くすると言い聞かせ、奮い立たせてきたんじゃないかと、勝手に想像をしています。自分から進んで笑われることをする必要はないと思いますが、強くなるためには、笑われることも必要。そう、笑われるような行動、チャレンジをしてこそ、人は強くなれる。

 

寺山修司も太宰治も、命を削りながら、文章を綴ってきた人です。
だからこそ、自分を奮い立たせる言葉がほしかったのかもしれません。そして、そんな彼らの言葉だからこそ、彼らが亡くなったあとを生きる人に、勇気を与えてくれるのだと思います。僕も弱気になることも多々ありますが、笑われることを恐れず、弱気になって振り向くことなく、走りたいと思います。

 

で、最後におまけになってしまいますが、文章のテクニックの話を。
もうおわかりだと思いますが、動詞や副詞を繰り返すことで、文章は強くなる。

 

「振り向くな。うしろには夢がない」
「振り向くな。振り向くな。うしろには夢がない」

 

「笑われて、強くなる」
「笑われて、笑われて、強くなる」

 

どうでしょうか?
このテクニックを覚えておくと、相手の心にメッセージを届けたいときに、役に立つと思います。企画書を書くときの『かましの一行』などにどうぞ。


ふたりの修ちゃ―太宰治と寺山修司