自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

苦しいときほど笑え…は難しくても、ほんの少しだけ、口角を上げてみよう

今、僕の周囲では、「苦しい状況」に置かれている人が多い。そして、僕自身も今、「苦しい状況に置かれている」と言える状態にあったりします。

 

大きなプレッシャーを感じているときでも、結果を出したければ、真剣な表情で歯を食いしばりながら、頑張るしかない…というのは、聞いたことがある人も多いと思いますが、「間違いだ」と言われます。そう、メンタルの専門家ほど、「メンタルを強くするためには、真剣な表情で頑張るのは、逆効果になる」と言います。

 

なぜなら、プレッシャーで心や体が緊張したままでは、発揮できる力が制限されてしまうから。その反面、逆に笑顔でリラックスしているときは冷静さを保つことができて、呼吸も安定し、筋肉も適度に弛緩をして、体もスムーズに動くようになる。

 

だから、スポーツ選手の多くは苦しいときほど、意図的に笑顔をつくって、気持ちを落ち着かせています。でもそれは、無理に笑えばいいというわけではありません。苦しいときに「笑え!」と思っても、そんなに上手くはいかない。だから、口角を上げるくらいでいいのです。脳科学でも証明されていますが、口角を上げてみるだけで、表情筋の動きが脳に伝わり、自然と楽しいと感じたり、幸せな気持ちが芽生えたりしますから。

 

今日はごくごく当たり前のことを書きましたが、苦しい状況に置かれている人たちと、そんな当たり前のことを共有したくて。

 

というわけで最後に、パラリンピックの創始者であるドイツの神経医学者、ルートヴィヒ・グットマンの言葉で締めたいと思います。

 

「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に活かせ」
大丈夫。僕らにはまだ、残っているものがある。
今の自分ができるベストを、目指しましょう。