社内外を問わず、同じ仕事を依頼をしたとき、面白いくらいにアプローチが異なる場合があります。
たとえば、AくんとBくんに同じ仕事をお願いしても、「失敗しないように…。間違えないように…」と、そればかりを考えるAくんと、「どうやったら、もっと面白くなるか? 楽しくなるか?」を考えるBくんがいたりする。これは個人の話だけでなく、企業も同じで、「失敗しないように…」というスタンスが色濃く出るC社と、「面白さ」を追求するD社がある。AくんとBくん、C社とD社でどちらが選ばれるか? どちらが結果を出すか? 言うまでもありません。
昨年、僕らのメンバーに加わってくれたOくんも、入社当時は前職の会社の考え方が抜けずに、「失敗しないように…。間違えないように…」と、恐る恐る仕事をしていました。もちろん、それでいい仕事ができるわけはないし、本人も楽しくない。
でも今は他のメンバーからの影響もあり、少しずつ「どうやったら、もっと面白くなるか? 楽しくなるか?」を、自然と考えられるようになりました。当然、雰囲気もよくなったし、積極性も上がり、仕事も面白くなってきた。上司の立場から言わせてもらうと、とても頼もしくなりました。
同じ仕事を与えてもらっても、“自分がどうアプローチするか?”という思考次第で、結果も、積める経験も、そして未来も、大きく変わります。失敗しないこと、間違えないことは、もちろん大事。でも、それだけを考えていても、結果は出ないし、自分の仕事も面白くならない。
自分のタスクを終えて、チェックをするとき、「これで間違いはないか?」と自然と考えてしまう人は、ちょっと問いかけ方を変えてみてほしいのです。そう、「もっと面白くできないか?」と。
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