日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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「ひとかどの人物になろうと思ったら、たくさんの人が離れていく」と、あのココ・シャネルは言った。

僕は、ココ・シャネルを尊敬しています。
同じ誕生日だということで勝手に親近感を抱いたのがきっかけですが、少し調べてみると、その生き様から出てくる言葉にグッとくるものが多々あり、好きになりました。僕はサッカー選手の三浦知良さんを心から尊敬していますが、カズさんと同様、努力(と、失敗も成功も、栄光も挫折も)を積み上げてきた人だからこそ、言葉に深みと重みがある。

 

このブログでも過去、何度かココ・シャネルの名言を紹介したことがありますが、今日もひとつ、名言を紹介してみたいと思います。

ただの人じゃなく、ひとかどの人物になろうと思ったら、ずいぶんたくさんの人が離れていくものよ(ココ・シャネル)


「ひとかどの人物」を辞書で調べてみると、「ひときわ優れている人物」「一人前である」ということになりますが、そこまでの人物にはならなくても、誰かが羨むような結果を出し、それが意図せず嫉妬の対象になってしまったときも、人は自然と離れていくものです。僕自身も『子どものためのニッポン手仕事図鑑』を出版したとき、やはり「自分の名前で本を出す」ということのインパクトは大きく、何人かの人が自然と離れていきました。また、法人化は手段(プロセス)であり、結果を出したことにはならないのですが、株式会社ニッポン手仕事図鑑を設立した(僕自身が経営者になった)際も、離れていってしまった人がいます。悲しいけど、それは仕方がない…。

 

でも反対に、人が離れていったときには必ず、新しい出会いがあるものです。
僕がまだ20代の頃、尊敬している人に「付き合う人が変わらないのは、本当に怖いことなんだよ…。なぜなら、自分が成長していないということだから。自分が成長したら、一定数の人は離れていき、その代わりに新しい出会いがある。そう、付き合う人が変わるものなんだ」と言われたことがあります。ココ・シャネルの「ひとかどの人物になろうと思ったら、たくさんの人が離れていく」という言葉の背景には、先輩の言葉と同じ意味が含まれていたのかもしれません。

 

「ひとかどの人物」とは言えなくても、人が離れていくほどの、結果を出せるか? 実力を身につけられるか?
僕はそれをひとつのバロメーターとして、日々自分なりの努力を続けています。もちろん、人が離れていくのは寂しいことですが、歩みを止めるわけにはいきませんから。