日々スピードを強く意識しながら仕事をしている人は、“時間泥棒”に敏感な人が少なくありません。
一時期は(今もかな?)、メールの冒頭の挨拶不要論を唱える人もたくさんいました。そんなものは読んでも10秒程度のものなので、「さすがに、そのくらいは…」と、個人的には思っていたりもしますが…。ただそのくらい、時間にシビアな人は仕事も早く、生産性も高いのだと思います。
そんな「仕事ができる!」「仕事が早い!」と、周囲から評価をされている人たちは、とにかく“時間泥棒”を嫌い、自分との関わりを減らそうとする傾向があります。ただ、仕事ができる人に「時間泥棒だ…」と思われてしまうのは、本当にもったいない…。仕事ができる人の近くで仕事をしていると、学びも多いし、チャンスもいただけたりするので、できる限り近くにはいたいものです。
というわけで、仕事ができる人が嫌う、時間泥棒の共通点を書いてみたいと思います。
1つ目は、『最低限のことを調べてこない』。
たとえば、何かを決めるためのミーティング。次の行動意思決定をするためには、当然判断材料が必要ですが、そこの詰めが甘く、準備ができていなかったり、質問をされてもわからない…と答えて、その場で調べようとする。意思決定をする立場の人からすると、まさに“時間泥棒”です。
2つ目は、『1度で済ませようとしない』。
今日はここまで確認をしてもらって、次はまた別の日にここまで確認してもらおうと、最初から小刻みに進めようとする。仕事ができる人は、1度でパパっと決めて、次のアクションを起こしたい。「何を悠長なことを言っているの?」と言われる人はまさに“時間泥棒”です。
3つ目は、『「見ればわかる」「読めばわかる」ものを、いちいち説明する』
これは意外に多いのですが、目の前にある商品を「見ればわかる」ものを、あるいは目の前にある資料を「読めばわかる」ものを、いちいち説明する人がいる。ある書籍編集者が、そういう人は相手にバカだと思われたくない恐怖心の現れの行動とおっしゃっていたことがありましたが、そうだったとしても、もったいない…。“時間泥棒”は時に、バカと同義にされたりもしますので。
以上が、時間泥棒と呼ばれる人の「3つの特徴」でした。
皆さんは、いかがでしょうか?