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「あいつには、何を言っても無駄だ…」と、言われていませんか? 〜自己中心的な人に、自分がならないための対処法〜

「あいつには、何を言っても無駄だ…」

 

僕も人のことを偉そうに言えない人生を歩んできましたが、影でそのように言われている人は、結構います。そこに年齢やキャリアはあまり関係なく、僕と同じ40代で結果を残している人が言われていることもあれば、まだ可能性に満ちている20代の若者が言われることもある。

 

残念ながら、その声は、本人の耳には届かない。
無駄だ…と諦められてしまっているから、わざわざ「教えてあげよう」「指摘してあげよう」という人もいないわけです…。

 

では、どんな人が「あいつには、何を言っても無駄だ…」と思われてしまうのか?

 

相手が本気で、自分のことを思い、向き合ってくれているのに、期待に応える努力をしない人。反省をしない人。自分の都合のいいように、相手を利用しようとしたり、欺こうとする人です。上手くやっているつもりでも、周囲はいとも簡単に見透かし、結果的に残念な評価をされてしまうのです。「あいつには、何を言っても無駄だ…」という人をひと言でわかりやすく書くと、つまりは、自己中心な人です。誰かのために…と言いながら、結局はすべて、自分のため“だけ”に動き、自分を優先してしまう。

 

周囲の人に諦められてしまったら、自分の手のひらからは、チャンスも信頼も、ポロポロとこぼれ落ちていく…。
その現実に自分自身で気づくのは至難の業ですし、痛い目を見て、やっと気づけたりするものです。僕も経験がありますが、「無駄だ…」と周囲から言われていたことにあとあとになって気づいて、ショックを受けたりするわけです…。

 

そんな自分と同じような失敗を、他の誰かに繰り返してほしくないわけです。特に、自分が本気になって向き合ってきた人に、「あいつには、何を言っても無駄だ…」という声が多数集まってくるのは、本当にツラいものです…。同じような思いを抱えているリーダーの方も、多いのではないでしょうか?

 

「最後は素直さである」
僕が尊敬している人が、よく言っていたこと。素直になって、感謝をしよう。素直になって、反省をしよう。素直になって、相手の役に立とう。そうすれば、「あいつには、何を言っても無駄だ…」とは言われない。そう、「最後は素直さである」なのです。