少し挑戦的なタイトルをつけましたが…。
若手や部下を育てることについて、ここ最近、確信していることがあります。
それは、育てたい若手に「同世代から刺激を受ける機会」を増やしてあげることで、刺激を受けて、モチベーションが上がり、意識も、行動も変わっていくということ。当然、成長するスピードも変わる。
たとえば、身近にいるクリエイターのひとりも、意識も行動もなかなか変わらなかった(変えられなかった)のですが、同世代のクリエイターと同じ現場に入り、考え方に触れて、刺激を受けたことで、意識も行動も劇的に変わりました。そう、あれだけ周囲の上司や先輩があれこれと言っても、変わらなかったのに…。
これは社会人だけでなく、大学生も同じで、大人たちがあーだこーだと語って聞かせるより、同世代の大学生と会わせて、刺激を受けさせてあげたほうが劇的に変化をしたりします。
もちろん、上司や先輩の立場から、テクニックや経験についての話をしてあげることで、与えてあげられることはあって、グンッと成長させてあげられることもある。でも、それだけでは残念ながら、意識も行動も変わらず、伸び悩む人は多い…。
だから今、上司や先輩の立場の人がやるべきなのは、「同世代から刺激を受ける機会」を増やしてあげることではないかな、と。僕はそう思っていますし、自分自身も成長するために、同世代から刺激を受けたいと考えています。
いくら才能があっても、花を咲かせるための“肥料”がないと、やっぱり枯れてしまう。同世代から受ける刺激は、そう、最高の肥料だと思うのです。