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ファンの質と、アーティストの人間性は比例する

先週、X JAPANのhideさんの没後20年に関する記事をいくつか読んだのですが、そのひとつに「ファンのマナーの良さ」について書かれた記事がありました。
葬儀のときも、「hideが悲しむ」「hideが恥ずかしい思いをする」と、近隣の人たちに迷惑をかけることはやめようと呼びかけ合ったり、築地本願寺周辺のゴミ拾いをしているファンの姿があったそうです。

 

同じ記事を読んだある人が、「ファンの質と、アーティストの人間性は比例する」と言っていたのですが、本当にそのとおりだな、と。そしてそれは、アーティストだけでなく、ビジネスマンにも言えるし、もっと言うと、企業の取引先にも言えたりする。

 

たまに「うちの顧客(ファン)は質が悪い…」と平気で言っている人に出くわしますが、それって、自分たちの人間性やレベルが低いと言っているのと同様だと思うのです。わたしも昔、同じようなことを思ったこともありますが、悲しいかなそれは、自分の人間性の問題なのです…。だから、ファンや顧客の質を上げるには、自分の人間性を上げるしかない。

 

亡くなってから20年経った今でも、ファンの心の中に鮮明に残り続け、ファンの心の支えにもなっているhideさんは、本当にすごいし、かっこいいな、と。

 

ちなみに、ニッポン手仕事図鑑のオフィスの隣の部屋には、hideさんのソロワークスを全面的にサポートしていたINAさんが主宰する『電脳音楽塾』があります。出社するといつも、ポスターの中のhideさんが、今日も挑戦的な眼差しで見つめてきます。結構、気合いが入ります。