ある日突然、急激にやる気が低下してしまった…。
40代、50代になると、こういう人が増えるそうです。これは気持ちの問題で片付けられるほど簡単な話ではなく、体内の男性ホルモンの低下によるものであることが多く、その症状は「LOH症候群」と呼ばれ、推定患者数は600万人とも言われているとか…。たまたま、そんなことが書かれている記事を読みました。
特に「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンは、男性的な逞しい肉体をつくるために不可欠。そして、肉体的なことだけでなく、「弱者を助けよう」「公平に行動をしよう」「世の中の役に立とう」という気持ちを高める作用を持っているそうです。そう、“男前で、アクティブな生き方”をするためには、「テストステロン(=男性ホルモン)」は欠かせない燃料なのです。
強いストレスがかかり続けると、急激にテストステロンの分泌量が減り、「LOH症候群」になってしまうわけですが、解決方法を調べてみると、とにかく運動、食事、睡眠の質を高めて、「まずは、ストレスを減せ!」とある。
ただ、それができれば誰も苦労しないわけで…。
なので、すぐに取り組めるものがないかをちょっと調べてみました。そして、これならすぐにできるというものを見つけたので、共有したいと思います。
「ほんの少しだけ、いつもより“こだわる”。“凝り性”になる。背伸びをしてみる」
たとえば、コーヒー。
いつも、コンビニコーヒーを飲んでいる人は、スペシャルティーコーヒーにしてみる。いつもスペシャルティーコーヒーを飲んでいる人は、コーヒーにこだわっている喫茶店や、ホテルのラウンジで飲んでみる。
たとえば、Yシャツ。
いつも2,000円、3,000円のYシャツを着ている人は、5,000円くらいのちょっといいYシャツを着てみる。いつも5,000円のYシャツを来ている人は、オーダーシャツにチャレンジしてみる。
そう、いつもよりもほんの少し、無理のない程度で、こだわってみる。凝ってみる。背伸びをしてみる。医学的な裏付けを取っているわけではありませんが、こんな小さなアクションが、テストステロンを分泌するきっかけになるようです。
集中力や気力が低下したり、不安を感じたり、イライラしたり、疲労感を感じたり…。自分自身も「あれ、どうしたんだろう?」と思うときがありますが、もしかするとテストステロンの分泌量が減っていたのかもしれません…。とはいえ、劇的に生活を変えることはできないので、テストステロンを意識して、小さなことからコツコツとやっていこうかな、と。ちなみに、亜鉛とビタミンDも効くそうです。