自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

「ダメ出しリスト&褒められリスト」という、自分の教科書

上司や先輩、クライアント、あるいは身近な人から仕事のダメ出しをされたとき、どうしていますか?

 

ダメ出しされたことを記録もせず、復習もしないで、何度も同じ失敗を繰り返す人がいますが、ダメ出しは「財産」なのです。ダメ出しをされて、落ち込んだり、怒ったりして、そのままにして終わらせてしまうのは、本当にもったいない…。

 

私は20代の頃、師匠からダメ出しされたことを、片っ端からノートに書き留めて(かなりの量がありました…)、いつも手元にその“教科書”を置いていました。そして、ひとつの仕事に着手する前に、必ず自分の脳みそというより、体全体に染み込ませるがごとく読んでいました。そうすることで、いつの間にか教科書を読まなくても、自分がダメ出しされた内容を思い出すことができ、同じ失敗を繰り返さなくなったのです。むしろ、その失敗を効果的に活かすことができるようになりました。

 

そう、ダメ出しは財産です。でもその財産も、しっかりと考えて活用しないと、ただの「失敗して怒られた過去(=ダメな自分)」で終わってしまう。ダメ出しは「未来につながる経験(=成長した自分)」になる。そのためには何度も繰り返しますが、リスト化して自分の教科書にし、繰り返し繰り返し読み込むのです。

 

ちなみにもうひとつ、「褒められリスト」という自分の教科書もあったりします。これをやっている人は、意外に少ない。
褒められたことというのは、評価=自分の強みであり、周囲の人たちから求められている価値=ニーズでもあります。それを記録しておき、たまに読み返してみる。自分のいいところに目を向けると、今どんな行動をするべきか? 自分のどこを伸ばしていくべきか? というポイントが見えてくるし、何よりもモチベーションも上がり、自己肯定感も得られる。

 

「ダメ出しリスト」と「褒められリスト」。
このふたつの自分の教科書を持っている人は、強いです。