自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

人から興味を持ってもらえる人は、相手がハッとする質問が上手である

上司に興味を持ってもらえる部下。
面接官に興味を持ってもらえる学生。
クライアントに興味を持ってもらえるクリエイター。

 

人に“興味を持ってもらえる人”の共通項を挙げれば、確かにキリがありません。
でも、その共通項に注目してみることで、「あの人はなぜ、人から興味を持ってもらえるのか?」が、少しずつわかってくる。わかってくれば、参考にさせてもらえばいいのです。興味を持ってもらえるようになることで、周囲の人はあなたにたくさんの情報やチャンスをくれるようになります。それが、成長につながっていく。そう、成長のスピードは、他人から興味を持ってもらえる人になれるかどうかだと言っても、決して大げさではないのです。

 

では、興味を持ってもらえる人には、どんな共通項があるのか。
今日はその中のひとつを挙げてみたいと思います。

 

「相手がハッとする質問ができるか」

 

たとえば、採用面接を受けたとき。
「聞かれた質問に対して、上手に回答できるか」ではなく、「相手がハッとする質問ができるか」どうかで、興味を持ってもらえるか、評価をしてもらえるかが大きく変わります。そう、相手にどんな質問ができるかで、与えるインパクト、残る印象がまったく違う。

 

これは、上司や先輩、クライアントとのやりとりでも同じです。
質問をされたことに対して、上手く答えることができても、「もっと、こいつを知りたい!」というくらいまで興味を持ってもらうことは難しい。でも、視点が鋭く、相手がハッとするような質問を投げかけることができれば、相手は一気に自分に興味を持ったりする。だから、誰かと面と向かって話をするとき、1度も質問をしないなんて、あり得ないのです。

 

あなたが興味を持っている人を、思い浮かべてみてください。
その人から、ハッとするような質問をされたことはないでしょうか?