自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

ブログのリライトは、アクセス数アップのためにやるものじゃない

お名前を出す許可を得ていないので伏せますが、WEBマーケティングを専門にお仕事をされている方から、ブログのアクセス数アップの初歩的なアドバイスをいくつかいただきました。

 

そのひとつが、グーグルのサーチコンソールの検索アナリティクスで、“表示回数が多いのに、クリック数が少ない記事”を探して、リライトするというもの。言うまでもなく、表示回数が多いということは、それだけニーズがあるキーワード。記事の本文だけでなく、タイトルも含めてリライトし、クリック率や検索順位を上げていくと、アクセス数は想像以上に増えていく、と。この積み重ねが、本当に大事だそうです。

 

ちなみに、大切なのは読者にとってより良質な記事にリライトすることですが、そのつもりでリライトをしても、結果的にクリック率や検索順位が下がるリスクもあります。だから、更新の履歴をしっかりと取り、トライ&エラーを繰り返していくこと。他にもアドバイスをいただきましたが、ブログでアクセス数を増やしている方は、地道に手間暇をかけて、ブログという自分メディアを育てているのです。自分にはなかなかできないことなので、素直に尊敬しました…。

 

さて、せっかくそのようなアドバイスをいただいたので、さっそく調べてみたのですが、残念ながら表示回数の多い上位3位の記事のクリック数が、まあ低いこと、低いこと…。なので、さっそくリライトをするために、該当する記事を読み直してみたのですが…。

 

不思議なもので、自分で書いた記事なのに、“違和感”を感じるのです…。
言いたいことはわかるけど、何かちょっと違う…と。で、なぜそう思うかを考えてみると、その記事を書いた日から今日までの間で経験した「自分の価値観を変えた出来事」が、ちゃんと明確になるのです。これがなかなか面白い発見ですし、この先の自分の行動のヒントにもなるのです。

 

このブログはニッポン手仕事図鑑のPRのために立ち上げたので、もちろんアクセス数が多いほうがいい。だからいただいたアドバイスどおりにリライトをしてみようと思いますが、でもブログの過去記事のリライトは、アクセス数アップのためというより、未来の自分のためにやるものなのだと、今は思っています。

 

先日の「ニッポン手仕事図鑑の2周年感謝イベント」には、ブログでつながった方々が数多く参加してくれましたが、素晴らしい出会いだけでなく、ブログは未来へのヒントも教えてくれる。ブログってやっぱり、いいものだな、と。