「〜するように心掛けます」
そんなフレーズを、まるで口癖のように使う人がいます。
でも、心掛けているはずなのに、なぜか二度三度と同じ過ちを繰り返してしまう…。
それはたぶん、本当は行動を変えないと何も改善されないのに、“気持ち”で片付けようとしてしまっているからです。全員が全員とは言いませんが、「心掛ける」をよく使う人は、“実は行動を変える気がない”場合が多い。
「この失敗を二度と繰り返さないようにしよう」
「今度こそはちゃんと、◯◯を続けよう」
失敗をしたときは誰でも反省をして、心に誓います。しかし、気持ちだけで何とかしようとするのは、それは怠慢です。
失敗をしたあと、二度と繰り返さない人と、二度三度と繰り返してしまう人がいるのは、思うだけで終わる人と、行動を変える人との違い。
同じ失敗を繰り返してしまう人で、自分の日々を振り返ってみたとき、「心掛けます」をよく使っている人は、NGワードにしたほうがいいかもしれません。「心掛けます」ではなく、「行動を変えてみます」。そう言い直すだけで、今までの自分を大きく変えることができるかもしれません。
人間は忘れる生き物で、怠け者です。
行動を変えるのは面倒なので、“思う”だけで乗り切ろうとしてしまう。でも、思うだけではダメです。本当に自分を改善したり、成長させたりしたいなら、行動を変えるべきなのです。