自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

周囲の声に怯えすぎると、企画はつまらなくなる

テレビがつまらなくなったと言われます。
普段よく観るドキュメンタリー番組や情報番組は面白いので、個人的にはつまらなくなったという実感があまりないのですが…。

 

テレビがつまらなくなったと言われる要因のひとつに、視聴者からのクレームを過剰に恐れているという意見があります。確かにちょっとしたことが、想像以上に大きなクレームになる時代です。昔は普通だったようなことが、かなり制限されているように感じることも少なくありません。それは多くの方が実感されていると思います。

 

制作する現場の人たちからすると、クレームが入るのは極力避けたいですし、スポンサーを怒らせるようなこともしたくありません。だから、無難に無難に、となってしまう気持ちはよくわかります。「あれもダメ! これもダメ!」と表現が制限されてしまうことも少なくないですから。その結果、つまらないと言われてしまうものになるのは、正直とても辛いと思います…。

 

もちろん、リスクマネジメントは大事。人を不快にさせる表現もできるだけ避けるべきです。これはすべての仕事で共通して言えることです。
でも、クライアントやさらにその先にいる消費者からのクレームを、現場のキーマンや関係者があまりに恐れすぎてしまうと、誰も面白いとは思わない企画になります。忘れてはならないのは、すべての人を満足させ、誰も不快にしない企画はないということ。あのビル・ゲイツもこう言っています。「成功の鍵が何かは知らないが、失敗の鍵は、 全ての人を喜ばせようとすることだ」と。

 

だから、時に勇気を持って、「こんな企画はどうですか?」と世の中に問いかけてみる。否定的な意見も出てくるでしょう。でも、想像以上に評価されることもある。そう、評価されるためには、チャレンジを忘れてはならないのです。

 

これはテレビの制作だけではなりません。企業のいち社員の企画書も同じ。上司やクライアントの声に怯えすぎると、企画はつまらなくなります。大切なのは、配慮を忘れずに、冒険をすること。冒険をしましょう!