自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

結果が出せて、向上心を失わない人は、「アンガーマネジメント」ができる

「アンガーマネジメント」という言葉は聞いたことがありましたが、日本アンガーマネジメント協会という団体があるのは知りませんでした。

 

今日の朝、ヤフーニュースを見ていたら、その日本アンガーマネジメント協会が「今年、もっとも怒りをコントロールできた人のランキング」を発表したという記事が掲載されていました。大賞に選ばれたのは、私がもっとも尊敬するスポーツ選手である三浦知良選手。

 

サンデーモーニングというテレビ番組でカズは、野球解説者の張本勲さんから「もうおやめなさい」と、全国放送で突然の引退勧告的な発言をされました。普通なら怒りを露わにしてもおかしくないのに、「自分を人として成長させてくれる言葉だと思うし、言われて頑張ろうと思えた」と、この一件についてのコメントを求められたとき、そんなポジティブな答えを返しました。それはただの強がりではなく、その1週間後に自身のJリーグ最年長記録を更新。張本さんを完全に黙らせました…。

 

張本さんはその発言によってバッシングをされていたので、カズの対応によっては、さらに非難を浴びることにもなりかねない。それを自分の発言と結果で、周囲も張本さんも完全に黙らせてしまった。なんてかっこいいんでしょうか…。

 

アンガーマネジメントは大切です。
怒りは冷静さを奪っていき、本来の力が出せなくなります。カズは怒りをマネジメントする能力や余裕があるからこそ、常に結果が出せる精神状態やモチベーションが維持できる。向上心を忘れずにいられる。そしてその結果、自分自身に自信を持つことができるようになって、最後には多くの人に愛されて、尊敬される人になれる。

今日この記事を読んで、改めてカズのように、かっこいい大人になりたいと思いました。そのためにはちょっとしたことがあると怒りがこみ上げてきてしまう自分の、アンガーマネジメント能力を高めていく必要があるな、と。来年の課題です。