新幹線での移動中に後輩へ向けて書いた昨日の記事が、驚くほど多くの方にブックマークをしていただきました。正直、かなり予想外と言いましょうか。何がどう反響が出るか、わからないものです…。
可もなく不可もない記事は叩かれることがないと誰かが言っていましたが、反論や否定的な意見をいただけたということは、少しは読者の方に何かを考えてもらうきっかけになったのかな、と。何の気付きもないよりは、肯定的、否定的を問わず、やはり何かを感じてもらえたのは嬉しいことです。
そんなご意見を読みながら思い出したのは、ある先輩の言葉。
「反論、批判をどう受け止めるかで、これからの仕事は大きく変わってくるよ」
たとえば、記事のタイトルに「圧倒的」という言葉を使ったことに対して、「安っぽい」とのコメントをいただきました。これはかなり貴重な意見です。ムカつく! とスルーしたらそこでおしまいですが、「なぜ、安っぽく感じさせてしまったのか?」を考えてみると、学べることはたくさんあります。後輩にも意見を聞いてみたのですが、「逆にどのくらい書けばいいかが、記事内に書かれていないからじゃないですか?」と。なるほど、確かに。
否定的な意見や批判、クレームなどは、誰でも耳を塞ぎたくなってしまうものです。でも、あえて耳を傾け、その意見について考えてみることで、得られるものはたくさんある。受け止め方が9割、とは言いませんが、どんな意見も“どのように受け止めるか”で、何も学べないこともあれば、自分の成長につながることもあります。
最後にひとつ、昨日の記事の補足を。
身近な人からも「文章は長く書けばいいのか…」と言われましたが、無駄に長い文章を書けばいいということではありません。量とは、しっかりと考え方を整理した文章を、数多く書いてみるということです。
じゃ、どのくらい書けばいいのか?
その答えは、少し考えさせてください…。