自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

言葉に敏感な人が、お客様を感動させる仕事ができる

『プロフェッショナル 仕事の流儀』を観たあとから、ずっと注目している人がいます。

 

その人とは、世界一のサービスマン、宮崎辰さん。『シャトーレストラン ジョエル・ロブション』のメートル・ドテル(サービス最高責任者)です。
自分のたった1歳上の人だと思えないくらい、その考え方や姿勢、仕事へのこだわりに感銘を受けることが多く…。雑誌に記事が載っていたら、ついついメモをしながら読んでしまいます。

 

その宮崎さんは、過去にこんな失敗をしたことがあるそうです。

 

ある日、食事をきれいに食べ終わったお客様に「お味はいかがでしたか?」と尋ねたとき、「おいしいと言ってほしいの?」と返されてしまった。そのとき宮崎さんは、当たり障りのない常套句を使って、お客様に答えを“強要”している自分に気づきました。それからは「きれいに召し上がっていただき、ありがとうございます」と、敬意を込めて、感謝を伝えるようにしているそうです。

 

無意識に、お客様に答えを強要してしまう。
どんなビジネスマンでも、シーンを問わず、やってしまいがちな過ちです。自分自身の仕事を振り返ってみても、自信がある仕事に対して、お客様に答えを強要してしまっていたことがあります。

 

自分がほしい答えを引き出すための常套句を捨て、相手に敬意を込めて、感謝を伝える。

 

書くのは簡単ですが、実行するのは難しいものです。でも、世界一となって、お客様を感動させる仕事ができる人は、普通に実行していること。この基本なくして、テクニックなどを語っても無意味だな、と。

 

宮崎さんはお客様を感動させるために、言葉の使い方だけでなく、事前の準備などもすごく大切にされている人です。これからもたくさん、学ばせていただこうと思います。著書『世界一のおもてなし世界一のメートル・ドテルだけが知っている、好感を持たれる60のコツ』もオススメです。