自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

上から目線の人は、仕事を次々と失っていく

正直、自分自身の発言を「上から目線だな…」と反省することが多々あります。意識はしているので、以前より少なくなったとは思っていますが、「またやっちゃった…」と後悔をすることもしばしば…。日々、反省をしています。

 

上から目線は、本当に怖い…。

 

上から目線の何が怖いかというと、当たり前のことですが、相手が心理的な壁をつくってしまいます。そうなってしまうと、相手の本音や気持ちが伝わってこないだけでなく、自分自身が本当にほしい情報、よりよい仕事をするための価値ある情報も入ってこなくなる。つまり、コミュニケーションの精度が落ちるだけでなく、仕事のそのもののクオリティを下げる要因にもなるわけです…。

 

ただ、本当に怖いのは、「知ることができなくなる」だけではありません。

 

上から目線に慣れてしまうと、人の目線に合わせるセンサーみたいなものが狂います。センサーが狂うと、具体的にどのような支障が出てくるか。

 

まずは「伝える力」が落ちます。書く、話すを問わず、仕事を進めていくためには絶えず「伝える」ことが繰り返されますが、目線が合っていないと言葉選びや話す順番が「自分本意」になってしまう。相手にこちらの想いや意図が伝わらないので、自分の仕事に満足をしてもらえませんし、生産性や効率も落ちてしまいます。これも上から目線がもたらす悪影響のひとつです。

 

そして、もうひとつ。企画やアイデアも、自分本意になってしまうのです。相手が「おっ、それいいね!」と思える企画やアイデアが考えられなくなる。企画やアイデアのすべては、相手があってのこと。自分の視点での発想やこだわりも当然必要ですが、相手の視点からどう見えるか、どう感じるかも同じように重要です。上から目線は、企画の精度さえも落としてしまう…。

 

知りたい情報が入ってこない。伝える力が落ちる。人が喜んでもらえる企画が生み出せない。上から目線の人はだから、仕事を次々と失っていくわけです。

 

仕事を失わないためにも、人のことを偉そうに言えるくらい、上から目線をなくせるようにしていきたい。そんなことをここ最近、強く思っています。
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