自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

10年後も生き残れる人は、ネーミングのセンスがある人

文章力、企画力、プレゼン力を高めるために、どんなトレーニングをしたらいいですか? もしそんな質問をされたら、「ネーミングを考えること」と答えます。

 

ネーミングは「興味を持ってもらう」だけではく、「覚えてもらう」ことも必要です。商品やサービスへの「理解を深めていく」ことも必要で、口コミで「広まっていく」ことも考えなければなりません。そう、たくさんの役割を担っている言葉なので、いろいろな視点で考えていかなければなりません。

 

本業の仕事でも同様ですが、よく話題にする「ココナラ」ではキャッチコピーや企業理念なども依頼されますが、実は企業名や肩書、商品やサービスのネーミングが何よりも頭を悩ませます…。だからこそ、そのプロセスで得られる学びや気づきが本当に多い。ネーミングを考えるという作業を通して、今の仕事に必要なスキルを高められたのは間違いありません。

 

ネーミングは仕事ではなくても、いくらでも考えることができます。例えば、自分の身の回りの物でも、「名無しの存在」が結構あります。それに名前を付けてみる。数日前の記事に書いた「がんばるタイム」のように、自分の時間や行動にも。社内の会議やイベントにもこっそり、名前を付けてみても面白いと思います。“あの人”の肩書や愛称を考えるのも、意外と楽しかったり…。

 

このブログでは、「この先10年、仕事を失わないために」というテーマの人気があるのですが、個人的には10年後生き残っていくためには、文章、企画、プレゼンも含めた「伝えるスキル」がとても重要な要素になると考えています。そのための、ネーミングというトレーニングはかなりオススメです。

 

10年後も生き残れる人は、ネーミングのセンスがある人なのかな、と。
もっと頑張って、鍛えていきたいと思います。