来月、上場を目指すとある企業の営業マンを対象に、勉強会をやることになりました。人前で話すのがあまり好きではないので、なかなか緊張しています…。ただ、失敗しても経験から得られることがたくさんあると思うので、やれる限りのことをやってみようと思ってます。
そんな意気込みはさておき、この勉強会の話がまとまったときに、「勉強会をビデオで撮影しましょうか?」と聞かれました。そのときは「いやいや…」とやんわり断ったのですが、そんな話を尊敬するAさんにすると、こんなことを言われました。
「プレゼンを学びたいなら、誰かのプレゼンを見ることよりも、自分のプレゼンを見ることが大事!」
確かに、と思いました。
過去に自分のインタビュー音声を聞いたとき、「わかりづらい質問だな…」「これは答えづらいよな…」「話を遮っちゃってるよ…」など、反省と発見が多かったことを思い出しました。これは営業トークでも接客でも同じことが言えるそうです。自分の営業トークをiPhoneか何かで録音しておいて、聞き直すだけでも効果は絶大だ、と。そういえば、ビリギャルで有名な坪田先生の青藍義塾も、講義シーンをビデオで録画して、勉強会をしていました(情熱大陸で観ました)。それと同じです。
よくよく考えてみると、自分の文章や企画を見返し、復習することはあっても、自分のプレゼンシーンを録音(録画)しておいて、聞き直すことはしていませんでした…。プレゼンや営業のスキルが高いAさんは、影でこんな小さな努力を積み重ねていたのか、と。反省です…。
やってそうで、意外にやっている人が少ないこのトレーニング。「自分の声を聞くのが恥ずかしい…」と躊躇してしまいがちですが、やってみる価値はきっとあります。