自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

時代の変化に対応できる人

今、一番強く、逞しく、生き残っていけるのは、時代の変化に対応できる人。つまり、柔軟性や適応力のある人。「この人なら、こんなこともやってくれるんじゃないか」と期待してもらえる人だと思います。

 

では、そういった人材になるためには、どうすればいいか。

 

あえて「自分の領域を超えた仕事をしてみる」ことだと思っています。

本当に偶然ですが、立て続けに「バイヤーをやってもらえないか?」という話をいただきました。自分の経験値やスキルから考えても、そのハードルは高いと言わざるを得ません。ただ、何らかの理由があって、その人たちは依頼をしてくれる。それはきっと、過去に積み上げてきた「信頼残高」みたいなものだと思います。

 

だったら、バイヤーという経験を積むことで、また新たに信頼残高が貯まっていくかもしれない。もちろん、減っていくことも…。

 

ただ、そこで思ったのは、成功や失敗を問わず、そういう厳しい状況を経験したことが「この人なら、こんなこともやってくれるんじゃないか」と、期待を持ってもらえるようになるのではないか。つまり、結果ではなく、経験。その経験から醸し出される空気感、オーラみたいなものが、次の仕事につながるのではないか。

 

実績も大切。スキルも大切。でも、自分が醸し出す空気も大切。カリスマと呼ばれる人のように、他を圧倒する空気感を出すことはできなくても、誰かに期待してもらえる空気感は出せると思います。出せるかどうかは、目の前にある、自分の領域を超えた仕事にチャレンジするか、しないか、です。