確か、ビル・ゲイツの言葉だったと思います。
「成功の鍵が何かは知らないが、
失敗の鍵は、
すべての人を喜ばせようとすることだ」
これは本当にその通りだと思います。
本業のお仕事ととしてはもちろん、
ココナラなどのプライベートのつながりも含め、
さまざまな中小企業や個人商店の方から
PRのコンサルティングやコピーライティングのお仕事をいただきます。
その中には、
(1)「もっともっと、よくしていきたい!」という人もいれば、
(2)「現状維持でもいいけど、やっぱり上を」という人もいます。
(3)「少しずつ悪くなっているから不安…」という人もいれば、
(4)「本当にやばい、何とかして!助けて!」という人もいます。
私は抱えている課題を明確にするために、
とにかくヒアリングを重視するので、
いろいろなことを根掘り葉掘り聞き出します。
その中でわかること、学ぶことはいくつもあるのですが、
先ほどの(1)に近い人ほどターゲットがはっきりと見えていますが、
(4)に近い人ほど、「お客になってくれるのなら、誰でもいい」状態になっています。
つまり、メインターゲットが見えていないから、
やるべきことが定まらない(あるいはやるべきことを間違えてしまう)のです。
また、やるべきことが定まらないということは、
やるべきことに迷いがあるということ。その結果、不安になってしまいます。
不安になると、人は動くのをやめてしまうのです。
本当は効果が上がる戦略だったとしても、途中でやめてしまう…。
「よし、これをやろう!」と思い、自分を信じて、スピードを持って行動し、
成果を出す人の根底にあるのは、明確なメインターゲットだと思っています。
「誰もいい」ではなく、「あなたがいい」とターゲットが鮮明になるまで、
考えに考えぬくことをオススメします。
「すべての人を、喜ばせようとしていませんか?」