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「無事これ名馬」は、ビジネスで結果を出すための“不可欠な要素”である

イチローのすごさを語るとき、メジャーリーグで前人未到の10年連続“200本安打”を達成したなど、「安打数」にフォーカスして語られることが多かったりします。

 

しかし、日本を代表するプロ野球選手たちの多くは、「200本安打は言うまでもなく凄まじいことだけど、達成するためには“10年間”、200安打を打てるだけの試合に出続けなければならない。長い間、メジャーリーグという過酷な環境の中でケガをせずに試合に出場し続けられることがすごい…まさに無事これ名馬」と、「出場試合数」にフォーカスをするそうです。

 

超一流の実力もあり、超人とも形容できるくらいに“無事”も維持できる。歴史に名を残す人は、「実力」と「無事」を掛け算できる人なのです。ちなみに「無事これ名馬」を検索すると、関連検索で「イチロー」と出てきます…。

 

ビジネスにおいても、これは同じ。
実力がある人でも、広い意味でよく“故障”する人は、やっぱり周囲からの信頼を失ってしまうもの。あるとき、僕と相棒のビデオグラファーが「未経験から映像事業部を立ち上げ、なぜ競合他社よりも仕事をもらえるようになったのか?」と聞かれたことがあり、ある人が代わりに「どんな厳しい状況になっても、“穴”を開けないことだね」と言ってくれたことがあります。今では実力を評価してもらってはいると思いますが、最初は実力ではなく、無事に走り続けることができることを評価してもらっていたのです。そう、クオリティの話は、無事であることが大前提なのです。

 

体調を崩さず、心も乱さず。
プロとしてチャンスをいただき、結果を出したいのなら、「無事これ名馬」であること。実力をつけるよりも前に、まずは体調管理なのです。ビジネスで結果を出すためにも、ビジネスを楽しむためにも、そして幸せな人生を送るためにも、“無事”であることは不可欠なのです。