自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「10年9割廃業時代」を生き抜くために

知る人ぞ知るブロガーで、WEBマーケターでもあるかん吉さんという方が以前、『ブログ起業:10年9割廃業時代を生き抜くブログ×ビジネス戦略』という電子書籍を出版されていました。
書籍は面白いので、実際にお読みいただくとして…。

 

「10年9割廃業時代」
僕も、その時代はもうかなり前に来ていて、そのスパンは、かん吉さんが本を出版された2015年以降、どんどん短くなってきていると思っています。

 

もう10年以上も前の、20代の頃から先輩たちからそんなアドバイスをいただいていたので、僕はいつも「10年後、今の仕事はやっていない。10年後の自分は、どんな仕事をやりたいのか? やれるのか? やるべきなのか?」と、日々自問自答をしながら、仕事をしてきました。

 

では、「10年9割廃業時代」を生き抜くためには、どうすればいいか?
僕は「中途半端な状態で投げ出さない」をルールとしたうえで、“廃業を続ける”ことだと考えています。

 

僕自身、振り返ってみると、ライター、編集者、グラフィックデザイナー、コピーライター、広報、プランナー、宣伝、経営企画、WEBディレクター、映像ディレクター、カメラマン、動画メディア編集長、ローカルメディア発行人、ブロガーと仕事を変えてきて、当然廃業した仕事もあります。今年もほぼほぼ、メインの仕事でもある映像ディレクターを廃業して、次の仕事をしています。そう、「10年9割廃業時代」を生き抜くために。

 

ちなみに、「では、ニッポン手仕事図鑑が応援している職人さんなどの技術職はどうなのか?」と聞かれることもありますが、僕は変わるべきだと思います。
ただ、自分の軸となる仕事は変えず、職人×ブロガーになった人がいたら、そのブロガーを廃業をして、ユーチューバーになるという、そんな感じです。仕事はふたつ持っていてもいい。むしろ、持っているべきだと思うのです。僕もいくつもの仕事を廃業していますが、自分の軸となっていて、生業としている「文章を書く」は、廃業していませんから。

 

時代はもしかすると、「5年9割廃業時代」になっているかもしれません。あなたはどんな仕事を軸にして、どんな仕事を廃業していきますか?