自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

「量があれば、安心」という意識は捨てよう

今、読んでおくべき本【随時更新】


即答力

ラジオ番組、はじめました!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

文章の量、プレゼンの時間、企画書の枚数…。
書くこと、話すこと、資料にまとめることはすべて、相手に自分の思いを伝える行為です。当然、伝える相手の時間には限りがあるので、「相手にしっかりと、こちらの考えや想いを伝える」という目的が果たせるのであれば、簡潔にまとめて、“奪う時間”は短ければ短いほうがいいわけです。

 

しかし、です…。

 

たとえば、企画書であれば、伝わる伝わらないという視点でなく、「とにかく、枚数を多く…」と考える人が多い。それは、提案する側だけでなく、提案される側も、「とにかく提案書は分厚く…」なんて、そんな信じられないお願いをすることがあるわけです。どちらにも共通して言えるのは、枚数が多く、分厚ければ、安心だという変な意識です。結果、無駄な情報を追加したり、余計な装飾をしたりするという、本末転倒な企画書ができるわけです。そう、自分の時間も失うし、相手の時間を奪う企画書のできあがり…。

 

「本当、それ最悪だよね…」
そんなふうにつぶやきたくなりますが、でもこれ、誰でも無意識でやっていたりします。

 

企画書を例に出しましたが、会議のときなど、伝わるかどうか不安になって、30秒で伝えられることを、無意識に1分、2分と“引き伸ばして”話してしまうことがあります。そう、長く話せば「なんとなく安心…」という意識が働いて…。さらに書くと、メールの文章もちょっとした資料も、「これだと、ちょっと物足りないかなぁ…」という理由で、量を増やしてしまうのです。

 

僕らは油断をしてしまうと、無意識に「量があれば、安心」と考えてしまい、自分自身や誰かの時間を奪っていたりする。「量があれば、安心」でなく、「より簡潔に、しっかりと伝える」こと。今、目の前にある自分がつくった企画書は、もっともっと少ない枚数にできるかもしれません。