今日は長野県信濃町で信州打刃物の工房を見学したあと、急きょ時間ができたので、思い切って、新潟県の直江津港まで行ってきました。
今日は、
— 大牧圭吾|ニッポン手仕事図鑑 (@by_waterman) October 7, 2018
信州打刃物の工房見学。
40年前には、
60〜70軒ほどあった工房も、
今では職人さんの数が
現在10名程度に。
最年少は、68歳。
一人前になるまで、5〜10年。
動くなら、今しかない。
やりようは、ある。#信州打刃物#信濃町 pic.twitter.com/CPjqtcHYEI
新しい釣竿を手に入れたので、
— 大牧圭吾|ニッポン手仕事図鑑 (@by_waterman) October 7, 2018
思い切って新潟県の
直江津港に来たら、
いきなりめっちゃかわいい
フグが釣れた。
すぐにリリース。#直江津港 pic.twitter.com/VVsTXSKLvR
今年2月、和歌山県の印南町へ撮影に行ったとき、1日だけオフの日があったので、高校生のとき以来、久々に釣りをしてから、また釣りをやるようになりました。
で、釣りから強引に仕事の話に…。
釣りを復活させてから、ブランクもあるので、本を読んだり、インターネットで情報収集をしてから釣り場へ行くのですが、そのときに改めて実感することがあります。
それは、「セオリー」について。
「セオリー」とは、ひと言で書くと『確立された手法』のことです。
釣りにも当然、確立された手法(スタンダードな手法)があるので、それらを本やインターネットで勉強してから釣り場へ行くわけですが、釣り場近くの釣具店のおじさんや、釣り場にいるおじさんに話を聞いてみると、そのセオリーを“覆される”ことが少なくないのです…。そして、「セオリー」よりも、おじさんたちの「現場の声」を信じて上手くいくことが多い。
釣りだけでなく、今日見学をさせていただいた伝統工芸の現場もそうですし、地方活性の現場もそうですが、「セオリー」と呼ばれるものを盲信してしまうと、上手くいくものも、上手くいかなくなる。過去に確立されたセオリーを盲信してしまうと、伝統も後継者も残せなければ、地域の衰退も加速していく…。
もちろん、セオリーには価値がある。でも、盲目的に信じるのでなく、やはり現場の声に、丁寧に耳を傾けることが大事なのです。