今日の朝、こんなツイートをしました。
自分が上げた成果のほとんどは、「あの人」がいたから出せたもの。
— 大牧圭吾|ニッポン手仕事図鑑 (@by_waterman) October 2, 2018
その「あの人」に感謝できない人は結構いて、感謝できない人は、周囲の人にすぐに見抜かれて、人がどんどん離れていく。
自分の上げた成果は、誰のおかげ?
その感謝の気持ちを伝えている?
僕の成果は、@teshiNekoのおかげです。
自分が今まで上げてきた成果のプロセスには、必ず自分以外の「影の立役者」がいます。自分ひとりで成果を上げられる人なんて、いるわけがない。
ただ、成果を上げた“主役”の中には、その「影の立役者」に感謝を伝えられないどころか、「影の立役者」の存在を隠そうとする人がいる。なぜか? 自分の実績、手柄にしたいからです。僕も過去、そんな行動を取ってしまった時代がありました…。お恥ずかしい限りです。
周囲の人たちは、それを簡単に見抜きます。
結構ドライに見抜いていて、本人に直接言わなくても、「結局、そういう人なんだよなぁ」「あの人がいたら、あなたは結果が出せたことがわからないの?」と評価をしていたりする。結果、周囲の人たちから信頼を失うことになり、人がどんどん離れていくことになる。そう、みんなわかっている、あなたが成果を出せたのは、「あの人」のおかげだと。
僕が周囲の人に評価をしていただいている仕事の影には、一緒にニッポン手仕事図鑑を立ち上げたビデオグラファー 小林良也の存在があるし、地方創生関係のお仕事で言えば、スコップ副編集長の花田薫の存在がある。もちろん、他のメンバーや外部のパートナーさんの力も大きい。彼らがいなければ、僕が周囲から評価されることも、注目してもらえることもありませんでした。これはみんな、わかっていること。
「でも、ブログは自分ひとりで出した結果、すごいですよ」
そんなふうに言ってもらえることもありますが、全然違います。
僕を鍛えてくれて、僕に何かを教え、与えてくれる人たちがいたから、ブログの記事を書けるわけです。このブログは、そういう人たちからいただいたものをアウトプットしているだけ。いただいたものの、ただ“おすそ分け”しているだけなのです。
自分が出せた成果の影には、立役者がいます。その人に感謝の気持ちを伝えられない人に未来はないので、僕も不器用で恥ずかしがり屋なのですが、そんな気持ちをもっと素直に、もっと恥ずかしがらずに伝えられるようになりたいな、と。40歳にもなって、遅い気もしますが…。
いつもはあまり感情のない記事を書いていますが、たまにはかっこつけて、いい人ぶって書いてみました。