自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

未来に伸びる“優秀な大学生”を見分ける方法

ふたりごと文庫の大学生編集長の浅野さんは、ここ最近も毎日新聞や北海道新聞の取材を受けたりと、積極的に活動をしています。
そんな話を周囲の人たちにすると、ある程度の割合で、同じ質問をされます。

 

そもそも、なぜ彼女に、編集長を任せようとしたのですか?

 

その問いに対する僕の答えはとてもシンプルで、「自分の考えを話せる大学生だった」からです。もちろん、情熱があるのは、大前提として…。

 

最近の大学生は話の上手な子が多いのですが、よく話を聞いてみると、自分の“考え”を話す子と、自分の“知識”を話す子で、大きくふたつに分けることができます。
そう、意外に流暢に話をしていても、どこかで仕入れた知識を話しているだけで、そこに自分の考えがなかったりする。でも、浅野さんはいつも、自分の話の中に、自分の“考え”があった。だから、「これから、きっと伸びる!」と、編集長を任せることにしたのです。

 

これは、採用活動での面接も同じように考えています。
来週、再来週と、立て続けにニッポン手仕事図鑑に26歳、23歳の男の子がメンバーが新たに加わりますが、僕が面接の際に注目したのは、笑顔が素敵かどうかと、自分の考えが話せるか? です。性格分析なんてできないし、適正や会社との相性なんかを見極める能力もないので、見ているのはそこ…。でも、そこだけで十分。そこさえあれば、彼らは伸びていく。その確信があります。

 

知識を話せることと、考えを話せることは、まったく違います。自分の考えを話せる人は、未来に伸びていく。
そういう意味でも、当麻町での取材(ツイッターやインスタグラムで「#全部ある当麻町」「#当麻町でふたりごと」で検索!)の際、町長や町役場の職員の方に、しっかりと自分の考えを話せた8人は、将来有望です。企業の皆さん、要チェックです!