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「個人のブランド力」が求められる時代に、大切にしたいこと

僕が今、会社員、フリーランスを問わず、この先の時代を生き残っていくために不可欠だと思っているのが、「個人のブランド力」です。そして、その「個人のブランド力」を高めていくために大切だと思っていることが、ふたつあります。

 

まずひとつ目が「複合的なスキル」。
今まではスキルというと、何かに特化することを求められていましたが、今はひとつのスキルでなく、複数のスキルを複合的に持っている人が求められる時代です。
たとえば、ライターという職業の人は、文章を上手に書ければいい! という時代はもうとっくに終わりました。メディアをつくれたり、写真や動画が撮れたり、SNSで情報をシェアするスキルも求められる。もちろん、コミュニケーション能力なんて、最低限のスキルです。

 

そして、もうひとつが「成長への意識」。
本田圭佑さんが好きな言葉として『成功にとらわれるな、成長にとらわれろ』という言葉を挙げられていましたが、まさにその意識。
成功と呼ばれる結果ばかりを求めて、意外に自身の成長に(目を向けているつもりになっているだけで)目を向けていない人が多いのですが、成長に貪欲である人でないと、やぱり「個人のブランド力」は高めていけません。

 

そう、大切なのは、時代が猛スピードで変化していく時代だからこそ、変化に対応できる複合的なスキルを持ち、変化に対応できるように成長したいという強い姿勢でいられるかどうか。

 

「『個人のブランド力』が必要な人なんて、一部の人でしょ?」という人がいますが、もうそんな時代ではありません。すべての人に、個人のブランド力が必要な時代です。だからこそ、新しく入ってきた大学生インターンにはもちろん、40歳になった自分も改めて、複合的なスキルと成長にとらわれるくらいの強い意識を持って、これからの日々を過ごしていきたいと思うのです。