「1300日、毎日連続更新…。“こんなに”ブログを続けていれば、やっぱりアクセス数も増えるでしょうし、仕事につながることも多いですよね?」と、そんなふうに言っていただけることがあります。
アクセス数は正直、全然多くはありませんが、確かにブログを続けてきてよかったと思うことは多々あります。ただ、かけた時間を、“こんなに(長く、多く)”とは、まったく思っていません。事実、“時間を正しく理解できている人”たちからは、「“そこそこ”続けてはいるよね」と言われたりするくらいです。
同じ事実を見て、「こんなに(長く、多く)」と見る人もいれば、「そこそこ(長く、多く)」と見る人もいる。
ちょっと、計算をしてみます。
このブログは昨日の記事で、1300日連続更新しました。その記事を1記事を書く時間は平均してみると、約30分程度だと思います。
つまり、ブログにかけた時間は、1300記事×30分で、650時間。サラリーマンが1日8時間、1ヶ月22日働くとして、176時間。650時間÷176時間で考えると、3ヶ月と15日。そう、企業で言えば、ようやく“試用期間が終わった”くらいの日数しか、ブログと向き合っていないわけです。
3年以上、1300日毎日連続更新していて…と、対外的によく聞こえるようには表現していますが、かけた時間はその程度なのです。企業で働くことと、ブログを書くことを単純に比較はできませんが、試用期間が終わったくらいで、大きな成果を上げられる社員なんてほとんどいないのと同様、冒頭部分の話になりますが、まだまだ大きな成果を上げるレベルにはないわけです。それが、現実です。
かけた時間の長さを、感覚的に「(なんとなく)すごい!」ではなく、正しく評価することはとても大事です。かけた時間の長さを正しく評価できないと、全然行動していないのにやった気分になったり、逆に自己評価を低くしてしまうこともある。これは自分自身のことだけでなく、他人を評価するときも同じ。かけた時間を正しく評価ことは、とても大事なことです。
このブログはまだ、試用期間が終わったくらいのもの。そう、成果を出していくのは、これからなのです。