僕は、結構「自分の強み」を、自分で理解できていると思います。
もちろん、誰にも負けない強みを持っているわけではなく、あくまでも自分が生きているマーケットの中で評価をしてもらい、価値を感じてもらい、対価を支払ってもらえるレベルの強みです。いつかは、誰にも負けないと言えるくらいの強みを持ちたいとは思っています。
で、「自分の強み」がなぜわかるか? というと、これはとてもシンプルで、インタビューを受けたり、話を聞かせてほしいと言ってもらえる機会が増えたから。
つまり、そのときに興味深く聞かれることが、「自分の強み=相手にとっての価値」なのです。
「自分の強みがまったくわからない…」
「そもそも、自分に強みと呼べることなんてないよ…」
そんなふうに思っている人もいると思いますが、きれいごとを言うわけでもなく、「強み」は絶対にあります。
どこかの企業に所属しているということは、その企業が持つノウハウを知っているわけですし、日々知らず知らずのうちに学びも得ているはず。フリーランスで収入を得ているなら、対価を払ってもらえる強みを持っている。
でも、みんな「自分の強み」が意外にわかっていない。
なぜなら、インタビューを受けたり、話を聞かせてほしいと言ってもらえる機会がないから。
だから、自分でつくればいいと思うのです。インタビューや取材をしてもらうのでなく、誰か(客観的に自分自身を見てもらえるくらいの距離感の人)に「わたしは、こういう仕事をしていて、こんな経験をしてきたのですが、何か聞いてみたいことってありますか?」と聞いてみる。
相手が聞いてみたいことって、絶対にあるし、会話をしているうちに、相手が思わぬところで膝を打つようなリアクションをすることもある。それこそが、あなたの強みです。忘れてはいけないのは、“こういう仕事”や“こんな経験”の部分は、じっくりと丁寧に、相手にお話をすること。
そんな話をする人がいない?
僕でよければ、聞きます。