「preparation is everything(準備がすべてだ)」
昨年の1月に富士ゼロックスが、元ラグビー日本代表のヘッドコーチであるエディ・ジョーンズさんを起用し、日本経済新聞に掲載した「SMART WORK GATEWAY」という商品の広告のキャッチコピーです。
このメインコピーと合わせて、「今日が、あしたを、最強にする。」というボディコピーがあり、わたしの心を奮い立たせてくれる“トリガーフレーズ”のひとつになっています。
「トリガーフレーズ」とは、本田直之さんの書籍のタイトルで、本の副題には「自分にスイッチを入れる言葉」とあります。富士ゼロックスの「preparation is everything」や「今日が、あしたを、最強にする。」は、まさに自分が仕事をしているとき、スイッチを入れてくれる言葉になっています。
他にも「考えよう。答はある。」というヘーベルハウスの広告コピーも、企画やアイデアが出てこないとき、いつも頭に思い浮かべるようにしているトリガーフレーズだったりします。もう今年も何度、この言葉を心の中でつぶやいたか…。
広告コピーはやはり、言葉のプロたちが紡ぐ言葉なので、心にグッと入ってくるものが多い。
テレビを観ない人も増え、新聞や雑誌を読む人も減り、広告コピーに触れる機会がへりました。つまり、トリガーフレーズを手に入れる機会が減ったとも言えます。これ、個人的にはとても残念なことで、もったいないことだと思っています。
「preparation is everything(準備がすべてだ)」
そう、トリガーフレーズを手に入れることも、明日への準備だと思うのです。