昨日書いた記事『30代で成長が止まる人は、3つの「かく」が不足している』が、想像以上にたくさんの人に読まれました。本当に嬉しいです。
で、ブックマークでもいくつかコメントをいただいたのですが、その中のひとつに「かくと欠くを掛ければよかったのに」とあり、「ああ、確かに…。思いつかなかった…、悔しい…」とガッカリしていたのですが、その「欠く」という字を眺めていたら、とても大事なことがポンッと頭の中に飛び込んできたので、昨日の記事の番外編として書いてみたいと思います。
30代で成長が止まる人は、義理人情を「欠く」。
実は現在進行中のお仕事の半分が、前職の頃からお付き合いをさせていただいている方々からのもので、中にはわたしの師匠からのお仕事もあったりします。周囲には自分たちよりも経験豊富で、コストが安い制作会社があるにもかかわらず、それでも期待をしてお仕事を依頼してくれるのは、その人たちへの義理人情を大切にしてきたこともあると自負しています。
でも、その半面…。
わたし自身人間ができてないこともあり、義理人情を欠いてしまい、離れていってしまった人もたくさんいます。もし、その人たちに対する義理人情を欠くことなく、誠意を持って接していれば、たくさんのチャンスを与えてくれたに違いありません。その結果、自分自身はもっと成長できていただろうな、と。
そう、自分を成長させてくれるチャンスは、人が運んできてくれる。義理人情を欠くと、誰も運んできてはくれなくなるのです。
改めて今日から、4つの「かく」を忘れずに頑張りたいと思います。わたしと同じ40代になっても、グングン成長されている方々は、汗をかき、恥をかき、文章をかき、義理人情をかかないことを、大切にされていますから。